「まさかのときに保険金が出る」と漠然と知ってはいても、よくわからない生命保険。いまさら聞けない基礎知識をわかりやすくご説明します。
これが最も基本的なスタイルの生命保険です。
「終身保険」とは、その名前の通り、一定期間の間に保険料を支払うことによって、一生涯(終身)に渡って保険金が保障されるというもの。
「定期特約付終身保険」とは、この「終身保険」に、ある一定の期間のみ、保障額を高額にする、いわば個人に合わせたオリジナル保険。定期期間のみ大きな保障を契約し、ベースとなる終身保障と組み合わせる定期特約付き終身保険がいまは一般的です。
が、定期期間が過ぎれば申し出をしない限り、自動更新されてしまいます。その際、保険料は一気にアップ。保険に加入したら、そのまま放置せず、自分のライフスタイルに合わせて見直しをするのがポイントです。
保障額が大きくなれば、それだけ月々の保険料も高額になります。家族構成や自分の人生設計、家族の病歴なども考慮して、どこに重点を置いた保障が必要なのかを考えて、保険は作ってゆくことができます。
解約返戻金とは、保険解約時、または失効時に戻ってくるお金のこと。
解約返戻金の額は、保険の種類、契約時の年齢、保険期間、経過年数などによって異なります。私達が支払っている保険料の一部は、死亡保険金の支払いなどにあてられています。解約返戻金として支払われるのは、保険料からこれらを差し引いた残りを基準に計算されるので、もちろん、出ない場合もあります。
保険料が安くなる、と保険見直し(転換と言います)に勝手に頭金として使われてしまったり、解約返戻金を貯蓄だと偽って営業する輩もいますので、見直し時や解約時は気をつけましょう。
お金を払うんだから、好き勝手な人に残したっていいじゃないか、と思う方もあるかもしれませんが、これはNG。誰でも受取人として指定できるわけではありません。
基本的に「家族」「法定相続人」ということになります。内縁関係や婚約者は、場合によっては認められることもありますが、不正受給や犯罪を防ぐため、誰でも勝手に指定することはできません。
これは、60歳、65歳から、など自分で受給年齢を決めて受け取れる積み立て型保険。医療特約などもつけられるので、貯金は苦手だけど老後は心配、なんて方にはぴったりかもしれません。
これは間違い。「持病があっても加入できる」がウリの保険もありますが、ビョウキによっては、通常より、保険料が高額になりますが、通常の保険に加入できる場合もあります。諦めないで、問い合わせてもましょう。
保険に関して「審査」という言葉をよく耳にします。「審査なし」をうたう保険もあるけれど、では、審査とはどんなものでしょうか?
ここで言う「審査」とは、簡単に言うと「あなたは健康ですか?」という確認です。保険金が支払われない場合もありますので、病歴などは正直に申し出ましょう。
そして、審査と別に行われるのが「調査」。申し出が本当かどうか、調査員によって調査が行われます。これは公正を保つためにランダムに行われたり、病歴を申し出た人の通常の生活をチェックするために訪問したりするもの。あくまで「調査」であり、金銭の要求や集金業務などは行いません。そのようなことがあった場合は、速やかに通報するなどしましょう。
審査がなくても調査は行われますので、もし、訪問を受けたりした場合は、質問に正直に答えましょう。
「月払い」「年払い」など、保険料の支払方法も様々です。もしまとまった資金があるなら、お勧めは「年払い」。まとめて支払う分、割り引きがあります。月々支払っていくのと、まとめて支払うのとどれだけの差があるか、1度は比較してみましょう。